卯の花腐し

苦虫を噛みながら毎日をやり過ごしています。只今、ZINE制作中。音楽/服/深夜のコンビニ/映画/初期衝動/17歳

24℃くらいの日記

 

 

 

雨で地面が濡れて夏の気温はいつのまにかすっかり冷め切ってしまいました。街灯もぼんやりしてしまって、明日とかよくわかんないし、何着たらいいか分からないし。夏服はちょっと空気と合わないから素材だけは秋物なんですよってヘンテコな組み合わせで外に出かけてます。

ストリングスの音と雨粒がコンクリートに跳ね返ってる。

秋のせい 夏の終わり 夏の抜け殻

そうした惰性を過ごしたら今度は冬の匂いに過剰反応したツイートが出回るのでしょう。ぐーるぐるです。ぐーるぐーるぐる。つまらん夜はもうやめたって歌詞、なんの曲だっけ?

そんなの検索したらすぐ見つかってしまう

大切に閉まってたものはみんなどこかに落としてきちゃった、さよーなら

 

見せしめのような暴力だって飽きたんじゃなかったの、おかしいな

 

👁don't K能U

 

 

砂糖を煮詰めた泡の膜が消えていくみたいに頭の中が空っぽになりそうで怖いですがこれが事実なのかなとかそんなことをだらだら思ってます。嫌です。一つの物事から一つの情報しか得られない人間になりたくないのに深夜を回った街を歩いても空気が生暖かいくらいにしか感じられなくて悲しくなった。憧れの媒体が死んだのは適応による進化だそうです。

出来ることが増えた代償に知らないことに対する期待と想像が枯渇してるのかなとか文字通りの退屈。全部を共有する事が当たり前になっている事によって、つまらない人間が造られていく気がします。クソみたい。

雷鳴と紫陽花

 

 

00,

誰かの物語の一遍に私が紛れ込んで、思い出しては少しの憂鬱になって欲しい。

 

1,

小学生の時に支給されたピカピカのパレットに出された青と赤の絵の具を混ぜると透き通った紫は作れないのに、母のスケッチブックの上で重ねた色は雨に濡れた紫陽花そのものだった。

 

2,

雷の鳴る前の曇天は今にも押しつぶされそうで得体の知れない恐さと期待感で頭痛。遠くに雷鳴が轟々。怒りの根源はここから産まれるのでしょう。

 

16-17,

何回泣いたか覚えてる?

何回殺したか覚えてる?

何回壊したか覚えてる?

 

19,

プラスチックが張り付いた目の奥で何を捉えて生きていくのでしょうか。

1-9

体温と冷房に晒された表面との摩擦が生じて本当が分からなくなってしまいそう。哀しさや曖昧さをいつのまにか殺して曇りガラスを貼って過ごすのか、私を通した目線やフィルターは経時変化により歪んでしまうのだろうか。尽きない話

 

20-20,

平成が最後だ。世界が可笑しくなりそうだ。街は沈みそうだ。山が盛大に崩れている。死んだ人間に優しいインターネット。名前の無い死者が今も増え続けている。淡々と報道される連日のニュースに、新食感のコンビニスイーツ。

今日も最高に平和な1日となるでしょう。

 

29979258,628,00

蛹、液状化、鱗粉を撒き青へ鳴る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムズ

 

 

画面に浮き上がる文字と数分おきのバイブレーションに捕らわれて、ただひたすらに小説の中の文字だけを追っている

 

鞄の中に一体何週間居るつもりなの

 

気まぐれに詩集を取り出しては憂鬱と愛についての言葉を眺める

 

理解はしていない

ページだけがめくられていく

 

コップについた水滴を拭うと

泣いたあとみたいになった

 

この行為自体がきっと前戯なのでしょう

 

冷気が皮膚を通過して

心まで冷めてしまいそう。

 

沢山の灯りがついているのに

なんだか寂しいね

 

棘を抜き差ししては

生きやすい指標を求めている

 

 

 

蟻と蜜

 

躑躅の花の間を黒い点が行ったり来たりしている。西日はじりじり照りつけて気持ちが悪い。何が悲しいとかそんなものは無いけれど、只、蜜に集う。

人の脳みそは案外馬鹿だから口に出して言葉にしたものはそのままの意味で捉えてしまうのだって。だから幸せ。

今、幸せ。

本当の話。

 

落ちた穴から藻掻く姿は美しくない

造形に心を奪われている、の

蝋燭がゆらゆら、思考も揺らぐ

 

余裕に靡くのは私が子供だからでしょうか。汗が乾いた皮膚に夜風が纏わりつく

帰路

 

 

夏が始まる前の夕暮れはなんだか所在がないみたいに影だけが揺れてて、色濃くなった木々の間を抜けたら17歳に戻ってしまうのでは、とかどこかの物語の序章をあとがきを読む気持ちで目で追う

 

イヤホンから流れる音楽は完璧に作られてしまっていて、カラオケの雑味のある音へ頭の中で変換させては戻らないものに溜息をついている

 

太陽はあっけなく沈んでしまって余韻すらないんだ

 

真夜中と夜明けとが判別付かなくなってまた朝になってしまう

 

想定通りの浮き沈みに付いていけないのはどうすれば良いの