卯の花腐し

苦虫を噛みながら毎日をやり過ごしています。只今、ZINE制作中。音楽/服/深夜のコンビニ/映画/初期衝動/17歳

揺れ

 

 

 19、私勝ってる?

 

あの日の同い年の君にいつになったら追いつけますか?越せる日はある?

 

ハイネケン、緑色のガラスの破片は風化されて誰かの宝物箱に入るの

 

純粋な呪いは消えない

無敵なままでいて

 

濡れた無力な眼はもうみたくない。

 

 

 

 

 

 

 

Bメロ

 

 

この街の全部、手のひらで握り潰せる気がする。人混みの中で自分だけが止まってるみたい。電車は目的地に着かなくていいのに。タクシーは都合よく私を乗せてって。

 

テレビの中のアイドルが

笑顔を失い 過呼吸で倒れていく 

 

商売人、キラキラが撃たれてしまったら

消費者、私は黒のタイツから透けた膝頭ばかりを見つめる

 

親指のフリックで約束

人差し指の往復で今を知っちゃう

衛星の支配下、君の場所なんてすぐ分かっちゃうけどさあ

 

手が離れてしまったら

今日のことはさよなら

ストーリーにさえ載らない日

 

 

 

 

 

 

 

 

線と街

 

 

延長線上に結論はないけど

先のことを悟ってもつまらないでしょ

 

だめ?

 

ひとりよりふたりが寂しいなんてどこかの独り善がりな歌詞みたいで本当に嫌だ

 

会話の全部が疑いに変わる前に

今を重ねて

 

無数のLEDライトに 願いを込めた方がよっぽど合理的でしょう

 

 

 

 

 

 

カレンダー

 

 

先のことはわからないからいつまで経っても白紙

いつか悲しくなるのが怖くていつまで経っても白紙

 

予定はいつでも空けておくよ

約束とか出来ないし

 

会いたい時に都合よく相手してね

 

 

 

或るいは依る

 

一人称的に進んでく日常なんて、
私はあなたに造られる
君を私が創ってく

 

目を覚ましたら現実は夢?

部屋まで届いた街灯に照らされた私の顔はどんなフィルターよりも可愛いでしょ?

 

つまんないね、の合図で

仕方なく、なんて言わないで

 

台本はここにないからね。

 

ふるふる

 

 

 

もしかしたら、どこか

もしかしたら奥底

もしかしたら表面

張り詰めて真っ直ぐで脆くて揺れて

 

ちょうど線香花火の震える火の玉

 

いつ落ちるか分かんなくて

いつ零れるか分かんなくて

 

 

今日降る雨は惰性なのかな

昨日の雨は私のものかな

 

ぽつぽつとした水玉は

飛んで跳ねて飛び散って

 

あー、落ちちゃうよ。

 

携帯電話が手の中で震えてる 

淵まで注いだグラスの水

透明が溢れて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿雨



一歩進んだ先に
昨日観た映画のような展開はないけど
あるって期待してるんだ、これでも少し


だから大雨に突然降られると
ほんの少し心が浮つくの

何もないから、退屈なの?
全部あるから、退屈なの?

 

わたしの後ろを、影が、猫が
非日常は点滅の黄色

 

今は吹き出しの中に残るけど
言葉なんてさ、すぐに消えちゃうから

私の中からいなくなる前に伝えとくよ
愛してるよとか、歯の浮く台詞

 

嘘くさくって嫌になっちゃうな

本当のことばっかりで窮屈だな

 

澱んだ空が晴天に変わったり

曖昧が名前を付けたら

 

君の隣に居られなくなっちゃうね。