卯の花腐し

苦虫を噛みながら毎日をやり過ごしています。只今、ZINE制作中。音楽/服/深夜のコンビニ/映画/初期衝動/17歳

 

ツバメが巣を作って雛を育てている様子を毎朝観察していた

鴉がやってきたら雛を守るためにツバメは群れになって追い出していた

 

5日目、雛は死骸になって地面に落ちていた

6日目、自転車、或いは人の足によってぺしゃんこに潰されていた

 

産まれて鳴いた瞬間を見ていたからその場所を通るときは息を止めて感じないように見ないようにしていた。でも、その終始を見届けて心の底からの葬いをしようと思った

 

2週間経った

道路には何の跡もなく元の姿になっていた

 

ただそれだけでそれが全てなのかな

初夏ですね

 

 

 

空洞です

 

美味しいから、これ革命起きちゃうから、って無理矢理口に押し込まれたドーナツはなんであんなに美味しかったんだろう。

また食べたいな、って夜遅くにふらふら買いに行ったけど多分次は美味しくなくなってしまいそうで買えなかった。

 

私はドーナツが嫌いだ

冷めた油と卵液が固まった味が嫌い

覗き込んだら何か見えそうで特に何も起こらない日常が嫌いだ。

 

 

林檎

 

 

水蒸気が目にしみる

私の大好きな焼きリンゴは誰と食べたんだっけ

こんがらがってしまって

全部機能していない気がするの

変化とは

正解とは

ため息を具現化しちゃった

 

朝焼けってあんまり好きじゃないんだ

お日様が完全に昇った朝もあんまり好きじゃないんだ

快晴の似合う女の子にはなれないけど

曇りの日の方が沢山あるし

その度に思い出に浸って埋もれてしまえ

 

麻痺した舌にちょうどいいでしょ

私に窒息して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24℃くらいの日記

 

 

 

雨で地面が濡れて夏の気温はいつのまにかすっかり冷め切ってしまいました。街灯もぼんやりしてしまって、明日とかよくわかんないし、何着たらいいか分からないし。夏服はちょっと空気と合わないから素材だけは秋物なんですよってヘンテコな組み合わせで外に出かけてます。

ストリングスの音と雨粒がコンクリートに跳ね返ってる。

秋のせい 夏の終わり 夏の抜け殻

そうした惰性を過ごしたら今度は冬の匂いに過剰反応したツイートが出回るのでしょう。ぐーるぐるです。ぐーるぐーるぐる。つまらん夜はもうやめたって歌詞、なんの曲だっけ?

そんなの検索したらすぐ見つかってしまう

大切に閉まってたものはみんなどこかに落としてきちゃった、さよーなら

 

見せしめのような暴力だって飽きたんじゃなかったの、おかしいな

 

eye ℃n't K能U

 

 

砂糖を煮詰めた泡の膜が消えていくみたいに頭の中が空っぽになりそうで怖いですがこれが事実なのかなとかそんなことをだらだら思ってます。嫌です。一つの物事から一つの情報しか得られない人間になりたくないのに深夜を回った街を歩いても空気が生暖かいくらいにしか感じられなくて悲しくなった。憧れの媒体が死んだのは適応による進化だそうです。

出来ることが増えた代償に知らないことに対する期待と想像が枯渇してるのかなとか文字通りの退屈。全部を共有する事が当たり前になっている事によって、つまらない人間が造られていく気がします。クソみたい。

雷鳴と紫陽花

 

 

00,

誰かの物語の一遍に私が紛れ込んで、思い出しては少しの憂鬱になって欲しい。

 

1,

小学生の時に支給されたピカピカのパレットに出された青と赤の絵の具を混ぜると透き通った紫は作れないのに、母のスケッチブックの上で重ねた色は雨に濡れた紫陽花そのものだった。

 

2,

雷の鳴る前の曇天は今にも押しつぶされそうで得体の知れない恐さと期待感で頭痛。遠くに雷鳴が轟々。怒りの根源はここから産まれるのでしょう。

 

16-17,

何回泣いたか覚えてる?

何回殺したか覚えてる?

何回壊したか覚えてる?

 

19,

プラスチックが張り付いた目の奥で何を捉えて生きていくのでしょうか。

1-9

体温と冷房に晒された表面との摩擦が生じて本当が分からなくなってしまいそう。哀しさや曖昧さをいつのまにか殺して曇りガラスを貼って過ごすのか、私を通した目線やフィルターは経時変化により歪んでしまうのだろうか。尽きない話

 

20-20,

平成が最後だ。世界が可笑しくなりそうだ。街は沈みそうだ。山が盛大に崩れている。死んだ人間に優しいインターネット。名前の無い死者が今も増え続けている。淡々と報道される連日のニュースに、新食感のコンビニスイーツ。

今日も最高に平和な1日となるでしょう。

 

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蛹、液状化、鱗粉を撒き青へ鳴る