卯の花腐し

苦虫を噛みながら毎日をやり過ごしています。只今、ZINE制作中。音楽/服/深夜のコンビニ/映画/初期衝動/17歳

宿雨



一歩進んだ先に
昨日観た映画のような展開はないけど
あるって期待してるんだ、これでも少し


だから大雨に突然降られると
ほんの少し心が浮つくの

何もないから、退屈なの?
全部あるから、退屈なの?

 

わたしの後ろを、影が、猫が
非日常は点滅の黄色

 

今は吹き出しの中に残るけど
言葉なんてさ、すぐに消えちゃうから

私の中からいなくなる前に伝えとくよ
愛してるよとか、歯の浮く台詞

 

嘘くさくって嫌になっちゃうな

本当のことばっかりで窮屈だな

 

澱んだ空が晴天に変わったり

曖昧が名前を付けたら

 

君の隣に居られなくなっちゃうね。

 

 

 

 

 

フライとコンビニ

 

 

 

サンダルから覗くおんなのこのキラキラはいつまで続きますか?

 

コンビニくらいの感覚で

コンビニくらいの距離感で

 

設定温度はいくつにする?

そんなこと決めなくってもいいのに

 

28℃じゃ物足りないし

19℃は寒すぎるし

 

平静を装った皮膚の奥に何を思う?

本物なんかより、言葉で紡いだ麻紐の方が苦しいんだって お願い

 

冷えた飲み物と、あとは何買ってく?

コンビニにはなんでも売ってるけど

欲を言えばね、ううん。いらない

 

24時間じゃ足りなくって

2時間が永遠で

 

 

  

 

 

信号

 

 

白の中に染みた青

示された合図は黄

口を開けば滲む赤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体内でゆるく残ってるアルコールに頭がぼうっとしてついてけないのだけどついていきたくもないんだけど朝が来たのはわかる。水しか出ないシャワーを浴びて昨日の残骸の片付けしてレースのカーテンが揺れてる。立ちふさがった影も揺れてる。冷蔵庫の、エアコンの冷気が肌を撫でる。懐かしいけどはじめまして、暫く遊びましょ。そしたら全部忘れるから。陽だまりは淡く、このままでいて。

 

熱帯夜

 

 

 

こんなに暑いと

ちょっと拗ねちゃうし

 

別になんとも思ってないんだけどね。

前略、にはどこまで含めていいの?

 

冷房つけた部屋で長袖のパーカー引っ張ってもう寝るよ、ペンギン死んじゃうかもね。

 

 

 

 

 

 

炭酸

 

 

 

手渡されたウィルキンソンのレモン味

勢いよく蓋を開ける

 

プシュッ

泡が集まり消える

心配性の視線は口元へ

 

 

 

 

知らない部屋は

全てのものが揃っているのになにもないみたいにがらんとしている

 

知らない部屋は

電気を消されると海が見えた

 

泳げない私は抵抗もなく

溺れる、ごぼごぼと沈んでゆく

 

口を開くと数分前の炭酸が

 呼吸を取り戻そうと溢れ出る

 

 

 緩めた蓋から逃げてった

微炭酸に変わる、夏の始まり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18-19

 

 

 

一年一年があり得ないほど濃密なんです

良いことも、悪いことも、

嫌なことも、愛しいと思うことも、

 

この日、ああ、そうだっけって

頭の中をかすめてくれただけで幸せなんです。

 

"君の刹那的な生き方で

一度きりの人生を楽しんで"

 

期待しないで、期待しててね

私、少し変われるかも